アルテミス・ファウル永遠の暗号

  • KADOKAWA (2006年3月1日発売)
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本棚登録 : 210
感想 : 19
5

シリーズ3作目
前作ではあまり活躍のなかったアルテミス。
今作ではスタートこそしてやられたけど、
後半では犯罪天才っぷりを遺憾なく発揮してやり返してくれた。
妖精たちも欺く様はまさにファウルだ。
一方で、良い人になっちゃったパパに戸惑いながらも、安らぎを感じているアルテミスの日記が新たな一面を与え、最後には成長を見せる。

マルチも最後まで良い役どころだった。
マルチが埋められるシーンはお気に入り。

作成のラストでは、迷いながらもヒーローを選んだアルテミスだったが(手数料はとったが)、
最後の日記を見る限り、やっぱりちょっと嫌なやつに戻っちゃってる。
でもそのうち記憶を取り戻し、また冒険してくれるのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2020
感想投稿日 : 2020年11月12日
読了日 : 2020年11月12日
本棚登録日 : 2020年11月12日

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