犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164)

著者 :
  • 大洋図書 (2006年6月26日発売)
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本棚登録 : 788
感想 : 88
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榎田さん初読。
感想はマニアック、だが好み。

人間を文字通り「犬として飼う」という…調教ものなんですが、求めているのが四つ足で這い、喋らず、平皿から水を飲む完全な「犬」としてだけの役割です。
あくまで飼主と犬として進むのが、恐らくマニアックだろうなと思う。
犬になった主人公が健気で健気で可愛い。
まあ最後はお決まりの展開になるんですが、この作品の真価はあくまでストイックな「飼主と犬」にあると思うんだ!

犯人に恋心を抱く被害者の症例を連想しました。
倒錯的で病んでますが、幸せそうです。
正直エロはいらなかったなー…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL:小説:榎田 尤利
感想投稿日 : 2010年3月25日
読了日 : 2010年3月25日
本棚登録日 : 2010年3月25日

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