マツダとカープ (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2022年2月17日発売)
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本棚登録 : 79
感想 : 9
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「マツダ」はおよそ半世紀前に私自身が小学生だった頃、通学路途上にディーラーがあり、そこを通るたびにその展示車を横目に通学していたことを思い出します。私の住んでいた広島から遠く離れた東海地方の田舎町にもディーラーがあり、当時スーパーカーブームだったこともあり、興味深く眺めた思い出があります。そんな「マツダ」の100年位の歴史を著述され、昭和のダイナミックな経済成長の中活動された初代の想いが伝わってきます。また以降の「マツダ」の歴史がよくわかり、製造メーカーとして生き残りの歴史にも感慨深いものがありました。子供の頃みた「マツダ」コスモはかっこよく、今でもヨーロッパテイストのスタイリッシュな車が多く、初代重次郎さんのマインドが今でも繋がっていると思いました。懐かしさを感じるとともに昭和の時代を感じる良書でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月4日
読了日 : 2022年8月29日
本棚登録日 : 2022年8月29日

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