エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (2013年11月8日発売)
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本棚登録 : 946
感想 : 85
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SF版ハリーポッターとは言い得て妙な。順番的にはこっちのが大先輩なんだけれども。
SF、というと自分はどうしても「星を継ぐもの」と「ニューロマンサー」の2作が真っ先に出てくるので、なんでもそれが基準になってしまう。それよりはずっと読みやすく、展開も理解しやすい。
ただ最近気付いたんだけど、海外の小説が日本語訳された時の文章表現って……生の全てを感じ取るのは難しいよね。当たり前なんだけど、海外の特産物を日本でも楽しもうとしたら、そのためには冷凍したり輸送したり何なりという工程が挟まってしまうわけで。もし現地の人達が食べてるものと同じものを本気で味わおうとしたら、そりゃもう英語をめっちゃ勉強して原文で読むしかないわけで。そこまでする気力は……起きない。
訳した人のクセとかもあるのかもしれないけど、自分はやっぱり日本語そのままの物語が好きだなあとあらためて思った次第です。下巻いきまーす。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2019年5月4日
読了日 : 2019年5月4日
本棚登録日 : 2019年5月4日

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