時間と自己 (中公新書 674)

著者 :
  • 中央公論新社 (1982年11月22日発売)
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感想 : 55
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難しくて半分もわかっていないが。
時と感情の関係とでもいうのか。
それを言語化した本。自分はあまりそういうの読んだことがなかったので新鮮。30年以上も前に書かれたもの。

あとがきに。
私たちが普段確かな現実だと思い込んでいるこの人生を一つの夢として夢見ているような、もうひとつ高次の現実が私たちのすぐ傍らに存在しているらしいということだけは、心理に対して謙虚であるためにも、ぜひとも知っておかなくてはならないように思う。

時間は、物理的にデジタルにはかれるものではない。
多分、同じ事象に対しても、時間の流れや感じ方が違うんだろうな。ふと、何事も怖くないような気持にもなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学
感想投稿日 : 2018年9月13日
読了日 : 2018年9月13日
本棚登録日 : 2018年9月13日

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