ほとんどの人々は洗脳されている奴隷ということにはおおむね賛同できます。
中央銀行による信用創造については、デメリットもあるがメリットもあるわけで、止めるべきかどうかは私にはわかりません。
銀行はお金を作り出せるようなことが書いてありますが、中央銀行はお金を発行することはできますが、普通の銀行ではできないはずです。
銀行は中央銀行から借り入れはできますが担保が必要で利息もかかります。
これは普通の企業と同じだと思います。
洗脳から自由になる方法が最後に書いてありますが、ごくありきたりな内容です。
画期的な方法など存在しないのでしょうね。
この本は何かを読者に伝えたいというよりは、自分の意見を主張したい方が強い気がしました。
得るものはありましたが、期待したほどではありませんでした。
私は洗脳されているという自覚があるのですが、洗脳されているという自覚がない人には衝撃的な内容かもしれませんね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
自己啓発
- 感想投稿日 : 2012年8月12日
- 読了日 : 2012年8月11日
- 本棚登録日 : 2012年8月11日
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