たとえば、君という裏切り (祥伝社文庫)

著者 :
制作 : 栗俣力也 
  • 祥伝社 (2018年12月12日発売)
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本棚登録 : 362
感想 : 42
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「三つの物語は時を超え、〝ある人〟の深い愛に結実する」
三つ目を読み終えてもどう繋がっていくのか謎でしたが、
「最期のインタビュー【追記)」でやっと腑に落ちました。
全部、下田涼花に集結するのか。
でも、これ「深い愛」なの?すごく歪んだファン心理みたいでゾッとした。
鴨志田玲は満足したかもしれないけど、和津とお兄ちゃんが気の毒すぎる。
和津にとって正義感が強くて何でもできる自慢のお兄ちゃんだったのに。
読後感は悪くないけど、藤村兄妹がかわいそうでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  ・佐藤青南
感想投稿日 : 2021年8月29日
読了日 : 2021年8月29日
本棚登録日 : 2021年8月29日

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