日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905)

著者 :
  • 筑摩書房 (2011年5月11日発売)
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尖閣諸島、北方領土、竹島。

今の日本が抱える周辺諸国とのこれら領土問題について、歴史的背景や関係国とのやりとりを踏まえ、実情がどうなっているのか、とてもわかりやすく書いている。

これらの領土問題も、直近の歴史を紐解けば、すべてが第二次大戦時の「ポツダム宣言」に帰結する。

これら領土問題を巧みに利用する米国。

日本とは対照的に領土に固執せず、周辺国との協調路線を歩んだ、同じ敗戦国のドイツ。

日本のマスコミではあまり報じられないことを知ることができた。

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感想投稿日 : 2011年9月30日
読了日 : 2011年9月30日
本棚登録日 : 2011年7月23日

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