星をかった日

著者 :
  • 架空社 (2006年4月1日発売)
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本棚登録 : 138
感想 : 16
5

ホントにホントに短いストーリーで5分で全部読めてしまう絵本です。
ただ 読み終わると自分も星をかいたくなっている、そんな魅力があります。
少年の頃、一度は夢想したシミュレーションのような世界――――
星と元の世界とのアングルは宇宙ステーションを思わせるSFのようにも思えます。
井上直久氏は現実世界を重ね合わせて異世界を表現する名手です。

宮崎駿氏がこの作品の雰囲気に惚れ込み、ジブリ美術館の短編アニメ制作の許可を取ったのは有名な話です。ストーリーはハウルの前日譚風に加工されていますが、題名はそのまま使用されています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2020年9月27日
読了日 : 2020年9月27日
本棚登録日 : 2020年9月27日

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