「やってくるのは「労働力」ではなく「人」です。
この本では「外国人労働者」「移民」「難民」はどう違うのか、そして彼らとどうつきあっていけばいいのかを、わかりやすく解説していきます。」
はじめに
世界では人が国境を越えている!
第1章
外国人労働者ってどんな人? 移民とどこがちがうの?
外国人労働者とはどういう人のこと?/外国人が増えると治安が悪くなるのか/外国人労働者か、移民か
第2章
難民ってどんな人?
ボートで密航する難民たち/難民が来た国はどうするか/難民は、なぜ豊かなサウジアラビアに行かなかったか
第3章
移民と難民はどこがちがうの?
なぜ難民の数は急激に増えたのか/難民の増加におびえるヨーロッパ/難民なのか、移民なのか
第4章
日本はどうやって外国人労働者を受け入れるの?
技能実習生はなぜ逃げるのか /家族の帯同を認めない政府/特殊技能2号は実質的に「移民」
第5章
世界に学ぶ移民、外国人労働者問題
習慣のちがいが偏見を生む/ドイツでは六〇年前に同じ問題が起きていた/「ここは私のワンちゃんの道よ」
第6章
一〇〇万人のジャーニー・オブ・ホープ
なぜ突然難民はスロベニアに押し寄せたのか/難民をかくまった話/ジャーニー・オブ・ホープ(希望への旅路)はつづく
第7章
日本は難民を受け入れてきたのか?
日本の難民受け入れは?/日本に来るにはなにが必要?/ビザがあっても入国できないことがある
第8章 外国人と仲良くなろう
人として接することの大切さ/移民街はあぶないのか/外国人と仲良くするためのヒント
内藤正典 ないとうまさのり
1956年生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。博士。
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科
- 感想投稿日 : 2024年1月14日
- 本棚登録日 : 2024年1月14日
みんなの感想をみる