「花鳥風月」に代表される日本文化の重要な十のキーワードをとりあげ、歴史・文学・科学などさまざまな角度から分析、その底流にひそむ「日本的なるもの」の姿を抉出させる。著者一流の切り口が冴えわたる、卓抜の日本文化論。
「日本人に昔から備わっている宗教観や風物を尊ぶ気持ちを、なんとなくでなくきちんと説明してみせようという一冊だ。花鳥風月という、それ自体に素敵な雰囲気のある、雅だがあいまいな言葉を、科学はもちろんのこと、民俗学や個展の知識まで総動員して説明していく。」
・安藤サクラさんの愛読書らしい。「自分に信仰心はないが、人が仏様い自然に手をあわせる感覚に興味があり、その「感覚的なものを科学的に解明してくれる」のではないかと本書を読んだそうだ(『ダ・ヴィンチ』17年1月号インタビューより)
(『あの人が好きっていうから・・有名人の愛読書50冊読んでみた』ブルボン小林 中央公論新社の紹介より)
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- 感想投稿日 : 2023年9月19日
- 本棚登録日 : 2023年9月19日
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