百万年の船 1 (ハヤカワ文庫 SF ア 2-4)

  • 早川書房 (1993年11月1日発売)
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本棚登録 : 110
感想 : 7

全3巻
「紀元前のフェニキアで生まれたハンノは不老不死だった。だが、それを普通人に知られると、魔法使いと恐れられ、悪魔と取り引きしたと忌みきらわれる。そこで、やむなくその正体をひたかくしにして生きていく。世界各地でごくわずかな確率で生まれているはずの同じ不老不死の仲間にいつか出会えると信じて…。3000年以上の歴史を生きる不老不死の人々波瀾万丈の冒険を巨匠アンダースンが描く傑作、堂々の開幕。」

「不死を得たある人々が、「あの人はぜんぜん歳をとらない」とわかる前に次の社会へ移り、過去の蓄積を武器としていろいろな活躍をする話。いくら活躍しても、歳を取らないことがバレる甘えにまた身分を変えて、顔と名前を知られていない別の社会に行かなくてはならない。身分(ID)も取得しなければいけないわけで、長く生きるのも苦労するものです。ムチャクチャおもしろい本、歴史に詳しくなくても大丈夫。」(『このSFを読め!』谷岡一郎著 の紹介より)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 9類 文学 
感想投稿日 : 2023年11月27日
本棚登録日 : 2023年11月27日

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