「りくは中学生。おしゃれなパパと、カンペキなママ、
「オーラがある」と友だちが憧れる、ちょっと特別な存在。
美しい彼女は、蛇口をひねるように、
嘘の涙をこぼすことができた。悲しみの意味もわからずに――」
「お腹が痛いと授業を抜け出した逢沢りくが屋上に寝転がって見た空と、14歳の私があの頃見た空はきっと同じ空。広い広い宇宙の中でひとりぼっちお自分。それを受け入れた時のすっきりとした解放感。人はみんな最初から孤独なのだと思う。だからこそ、人が恋しくて、人の温かさが胸に沁みるのでしょう。」
(『小泉今日子書評集』より)
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2023年9月27日
- 本棚登録日 : 2023年9月27日
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