ジョージ―ははずかしがりやのちいさなおばけ。
今日はハロウィーンのおまつりの日。広場で行われるコンテストに、本物のおばけのジョージ―が出たら一等賞間違いなし。でも、はずかしがりやのジョージ―は広場に行くこともできません。すると、ともだちのふくろう(オリバー)とねこ(ハーマン)がジョージを誘いにやってきてくれました。
アメリカのハロウィ-ンの様子が描かれていてワクワクする。やっぱりハロウィーンは子どものためのお祭りで、子どもが主役なのだ。広場のお祭りのロバのしっぽゲームやりんごをくわえるゲームも、日本ではあまり行われていなくて読んでいて楽しい。ハロウィーンの夜にはフクロウのハーマンやねこのオリバー、ホイッティカー夫妻も仮装しているのがかわいい。
ジョージ―はひかえめなオバケで、いつも静かににこにこしていて、コンテストは逃げ出してしまったけれど屋根裏部屋で仲良しのネズミたちにメダルをもらう。ほのぼのとしたストーリーでおもしろい。こんなおばけになら、会ってみたいなぁと思う。
こわくないけれど、ワクワクする。楽しいハロウィーン本。
絵の多い児童書。小学2年生からおすすめ
読み聞かせにも◎
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本(秋)
- 感想投稿日 : 2023年9月19日
- 読了日 : 2023年11月28日
- 本棚登録日 : 2023年9月19日
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