初めて実がなったリンゴの木。けれど、あまりにも大きすぎ。。ユーモア漂う物語。「きのははつやつやみどりいろ」など、詩人である矢川氏の訳文は鮮やかで美しい。
貧しいワルターはリンゴの木を一本持っていましたが、実が一つもなりません。「ひとつでいいから実がなりますように」とワルターは願います。その願いは叶って、ひとつだけ実がなりますが、こんどはどんどん大きくなって、巨大なおばけリンゴになってしまいます。ワルターはリンゴを売りに行きますが、大きすぎるリンゴをののしってだれも買ってくれません。そこへ王様からの命令が。おそろしいリュウへの贈り物に、おばけリンゴを差し出せと言うのです。はたしてワルターとリンゴの運命は……。
読んであげるなら 4才から
自分で読むなら 小学中学年から
(福音館書店HPの紹介)
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カテゴリ:
絵本(一年中楽しめる)
- 感想投稿日 : 2023年3月27日
- 本棚登録日 : 2023年3月8日
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