クリスマスのちいさなおくりもの (こどものとも絵本)

  • 福音館書店 (2010年10月15日発売)
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感想 : 18
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『チム・ラビットの冒険』の作者、アリスン・アトリーが作者。絵は日本の方が描いていたのね!
山本ふじ江 絵。
2006年初版。

クリスマスイブなのに飾りのない家。
この家のおかみさんが病気で入院しており、
子ども達だけでは用意が出来ず、
旦那さんはふさぎこんでいるらしい(おい!旦那!)

そこで、
家に住むネコとねずみ(とクモ)が仲良くクリスマスの用意をする。。
ねずみが「こんやはみんなが仲良くする夜でしょ?」といい、ねこが「そうだね。じゃあ今日は食べないでおくよ」と返事をするのが面白い。

ミンスパイ(干しブドウとドライフルーツの入った小さなパイ)を焼いて、キッシング・バンチ(ヤドリギの飾り)を飾って、靴下をつるして、キラキラ光るクモの巣に切り紙で飾り付け。

これは子ども達(人間)を喜ばせるために準備しているのではなく、サンタさんをおもてなしする準備をしているのね。夜にはサンタさんがやってきて、
「さてさて、このだいどころはこころからわしをむかえてくれるわがやのようじゃ」と嬉しそう。
動物たちもみんな、サンタさんからプレゼントをもらいます。

幸せな、素敵なクリスマスのお話。
読み聞かせに向いている。年齢は4歳から。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本(冬)
感想投稿日 : 2023年4月13日
読了日 : 2023年3月22日
本棚登録日 : 2023年3月21日

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