架カル空ノ音 1 (B’s LOG Comics)

著者 :
  • KADOKAWA(エンターブレイン) (2007年3月31日発売)
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本棚登録 : 130
感想 : 16
5

滅び行く古の種族の本格ファンタジー・・・。滅び行く種族の生き方というものは、まさしく
今市子氏からのコメント「痛々しくも凛々しい」・・・がピッタリ。
そして非常に美しい。

鳥人族に子供が産まれなくなって久しい。
滅びの日は近い。
「最後の一人まで 豊かに ひそやかに 翼を閉じられるように」
未来がないことを知りつつも、誇りを持って生きていく鳥人族。
「我ら決して 滅びに安らぐ道は選ばぬ」

・・・悲しい言葉だな。
滅びと美しさは紙一重。
とはいえ、悲しい漫画ではなく、むしろほのぼのというか、楽しさに満ちた内容。
重い要素が含まれているけれど、その重さを感じさせない。
おもしろい。


<詳しくはコチラ>
http://hedel.jp/blog/comic/log/eid194.html

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: か行(作者名)
感想投稿日 : 2007年4月20日
読了日 : -
本棚登録日 : 2007年4月20日

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