考える前に動く習慣: 始める、進める、続ける――禅の活かし方 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房 (2016年2月19日発売)
3.74
  • (14)
  • (18)
  • (23)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 300
感想 : 28
4

禅即行動=理屈抜きで動くことが禅。

朝起きるのは誰でも辛い。それでも起きる。つらくても起きる。習慣を作るのは、要はそれだけ。

はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人を作る。
いい習慣は自然にできるものではない。悪い習慣はあっという間に身につく。

朝の習慣でも、思いついたら夜から始める。思い立ったらすぐ行動を起こす。スピード、ではなくスタートする、が大事。

100日続ければ考える前に体が動くようになる=まずは、10日やってみる=習慣づける動機が本当にあるか、わかる。
頭ではなく体が動く、ようになるまで。

他人と比較して物を考える習慣は致命的な習慣である。=他は是れ吾にあらず

朝10分だけ、掃除をしてみる。
その日のうちに洗い物を済ませる。
片付けは事後処理ではなく、次のための事前準備、と考える。
寝る前に時間割をそろえる=次の日の準備をする。
日々の準備をする習慣は、行動力を格段に高める。

小善は大悪に似たり、大善は非情にに似たり。

鏡を見る習慣をつける。朝の心の在りようを知る。

一回の食べる量を少なくする=ちょっとした我慢をする。

朝起きたら、その日のメインイベントを設定し、必ず実行する=イチロー。その日の目玉は午前中に仕上げる。

成功への鍵は自信を持つこと、自信を持つためには準備をすること。

夜9時を過ぎたら、パソコン・スマホはいじらない。調べ物はしない。本を読む、音楽を聞く。

お風呂禅=湯船に浸かりながら、丹田呼吸をする=お風呂禅。
明日のことを思い煩わない=生死を繰り返す。
日々是好日=辛いことがあってもかけがえのない一日を過ごした。

やらないことを決める。

何事にもいっぺんニッコリする習慣をつける。=カーネギー=和顔愛語

選択した結果は自分で引き受ける=そもそもそれを選んだのはご縁があった、から、と考えれば思い切って選択できる。多数あっても、選んだものは、ご縁があった、と考える。

少欲知足=欲を少なくして足るを知る。
バイキングで食べ過ぎずに済ませられるか。

他人ではなく自分の期待に応える。
怒り、嫉妬が湧いたら、まず呼吸。
妬みで幸せになる人間はどこにもいない。

人間の最大の罪は不機嫌である=ゲーテ

天に功徳を積む。
無事是貴人=何も求める必要がない人が一番偉い。

面倒なことは先にやる=いつかできることは、今日できる。
朝晩、神様仏壇に手を合わせる。

上手くいっている時こそ慎重に=実ほど頭の下がる稲穂かな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方
感想投稿日 : 2016年9月2日
読了日 : 2016年9月2日
本棚登録日 : 2016年9月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする