ましまろ文學ガール 1巻 (ビームコミックス)

著者 :
  • エンターブレイン (2012年4月14日発売)
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本棚登録 : 174
感想 : 18
5

【あらすじ】
その少年の名は百音(もね)。正体は男装した美少女だった――。

「なにものにも縛られず、自由に文學(ぶんがく)を愛する」、それが文學倶楽部。
だが、その倶楽部は女人禁制であった――。
「女」の自由に制約があった時代、なにをするにも「女のくせに」と咎められていた時代。
幼い頃から読書を好み、本を愛し、文章を書く喜びを知っていた少女・百音(もね)は、
長い髪をばっさりと切り、男物の服を着て倶楽部の門を叩いた。
「頼もう、僕を文學倶楽部に入れてほしい」……。
正体を隠し、仲間を裏切りながらも、自分の夢に向かってまっすぐ進んでいく"文學ガール"! 
笑顔、苦悩、喜び、不安……、思春期のくるくる変わる少女の表情を鮮やかな筆致で描き上げる、俊英・天乃タカの最新作!

【感想】
わたしも小説が大好きだから、百音の気持ちが痛いほどよくわかった。でも、自分の性別を隠してまで文学を愛する気持ちを、文学をやりたいという気持ちを、貫き通せるかと問われたら、わたしはすぐには頷けないと思った。だから、百音の強い意志に感動させられた。百音みたいに強く自分を持てるようになりたいと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年2月1日
読了日 : 2018年1月24日
本棚登録日 : 2018年1月23日

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