くもの頭領 公家武者 信平(九) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2020年10月15日発売)
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本棚登録 : 71
感想 : 7
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セカンドシリーズ第9弾。

今回は、信平が銭才(下御門)の手下によって、毒に侵されてしまい大ピンチ。
忍び組織「蜘蛛」の頭領・菱が調合した薬で何とか回復しましたが、その後、自ら“皇軍”と名乗る、下御門の軍に襲われた、陸奥山元藩との争いに巻き込まれてしまいます。
幼い藩主・忠興を救出することはできましたが、城や領地の村は燃えてしまいました。
本当、油断ならない敵の下御門一味なのですが、その中の肥前の動きが、味方に背くような事をしたりと何を考えているのか謎ですよね。
そして、菱率いる「蜘蛛」達は甲府に帰ってしまいましたが、いつか味方として信平達の力になってほしいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2021年読了分
感想投稿日 : 2021年1月11日
読了日 : 2021年1月11日
本棚登録日 : 2021年1月11日

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