剣客商売 七
「徳どん、逃げろ」では、小兵衛さんの知り合いの下っ引・傘屋の徳次郎が、盗人の八郎吾に何故か見込まれて一緒に“お盗め”をしようと誘われてしまいます。その、盗みに入るターゲットにされているのが、なんと小兵衛さんの家!・・勿論この事は小兵衛さんに伝えられるのですが、自分の家に盗人が入るというのに何故かウキウキしている小兵衛さんが大物すぎます。
表題作「隠れ簑」は、お互いをいたわり合いながら生活する老僧と盲目の老武士の話なのですが、この二人の来し方と、最後に明かされる実情があまりに壮絶で言葉を失いました。
読書状況:読み終わった
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2020年読了分
- 感想投稿日 : 2020年9月14日
- 読了日 : 2020年9月14日
- 本棚登録日 : 2020年9月14日
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