週刊誌モーニングでのエッセイ連載をまとめた一冊。本谷さんのめんどくささは小説を読んで知っていた。なので、やっぱりめんどくさいな、って思う部分と、思ったよりめんどくさいなって思う部分があり、また本谷さんの新たな一面をほんのり垣間見た気分。ってか子供の頃活発で運動神経抜群でリーダーシップのある積極的な表街道を突き進む系女子だったなんて…意外すぎて軽くショックを受けている(後に自分の屈託のなさを疑い、今の本谷さんが形成されていくのだが)。
「妊婦は、子供がブサイクに生まれたらどうしようとか考えないんですか?」と初対面でしつこく聞くところ、「悪」に近い感情の自分こそ元気なところ、テレビに映る芸能人を見て心のなさを確認するところ、そんなところがすごく好きです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ・対談集
- 感想投稿日 : 2018年3月8日
- 読了日 : 2018年2月24日
- 本棚登録日 : 2018年2月25日
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