これはまた・・・えぐい。ぐろい。こわい。
無人島に漂着した31人の男と1人の女。食欲と性欲と感情むき出しの6年間。怖いよう・・・食べ物はネズミとかヘビとかイモリとかだし、蚊やダニや湿気にやられまくりだし、服もボロボロ、髪も髭も伸び放題の生活。怖いよう・・・
その中でのトウキョウこと日本人と、ホンコンこと中国人の確執、女である清子をめぐる争い、とにかくどれもこれも、ぐろかった。
ただ、続きが気になったのも事実。これ、どうなるのーどうなるのーっ、て久しぶりに夜更かしして、がーっと読んでしまった。勇気出して、最後まで読めてよかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
桐野夏生
- 感想投稿日 : 2012年8月21日
- 読了日 : 2012年8月15日
- 本棚登録日 : 2012年8月15日
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