なんてなんて素敵な物語だろう!
夢とも空想ともつかず、ふわふわと不安定な霧の中で
見えない足元に気をとられるように
進んでいく物語にドキドキしながら、
最後は霧がパーっと晴れるように
閉じた空間は明るい光の中に晒されて
溢れるような祝福に包まれる。
子供の頃の心の中の内側と外側。
みんなと同じでも、みんなと違う部分があっても、
今も未来も恐れずに1つ1つゆっくりと受け止めて
大切に真っ直ぐに進んでいってほしい。
一人でも多くの子供の心の心が辿りつく未来の場所が
辛かったことも幸せに塗り替えてくれるような
そんな温かい素敵な場所だといいな。
子供たちの幸せな未来への祈りと、
誰もが通り過ぎる自分の中でもがく時間に
エールを込めて贈りたい。
そんな切なくて優しくてあったかい、
誰にでもある心のいつか居た場所の物語。
読書状況:読み終わった
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■ 読了本
- 感想投稿日 : 2014年4月26日
- 読了日 : 2014年4月26日
- 本棚登録日 : 2014年4月26日
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コメント 4件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/04/28
nejidonさんのコメント
2014/04/30
山本 あやさんのコメント
2014/05/09
山本 あやさんのコメント
2014/05/09