少年アリス (河出文庫 な 7-1 BUNGEI Collection)

著者 :
  • 河出書房新社 (2010年8月3日発売)
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本棚登録 : 2906
感想 : 278
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美しくて淡くて清清しい、少年のある夜の冒険譚。
現実の世界とは異なるたゆたうような世界に迷い込んだアリスと
現実の世界でとまどう蜜蜂。

金木犀が淡く香る群青天鵞絨の天幕の空に細かく砕いた貝殻
を散りばめて作った星を縫いつける。

初めてこの本を読んだ日から20年ぐらいたっていることにびっくり。

改めて読みたくて、文庫で買い直しして読んでみると、
あの頃とはまた違う面が見えて改めて大好きだなぁと。

夢と現実のあわいでいない相手のことを想い、お互いに自分を見つめ
そっと自分の欠点に気づいていくところもいいなぁ。

改造版も購入したので、どんな違いがあるのか楽しみ♡

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ■ 長野まゆみ
感想投稿日 : 2012年11月14日
読了日 : 2012年11月14日
本棚登録日 : 2012年11月14日

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コメント 1件

kuroayameさんのコメント
2012/11/14

今もされているのかわからないのですが(少年アリスを読みはじめた頃、moeか何かで紹介されていて、長野さんが鉱石とか珍しい品々(物語に登場してるのでは?と思ったりしちゃったのですが)を販売しているショップがあり、憧れていたのですが、何分当時北海道にいたもので、東京など身近な場所でまだショップがあるようでしたら出かけてみたいと思いました(*^^*)。あやたんのレビューを拝見させていただき、今まで忘れていたことだったのでとても懐かしいです♪───O(≧∇≦)O────♪

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