パリの砂漠、東京の蜃気楼

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  • ホーム社 (2020年4月23日発売)
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感想 : 83
5

ひぇー。。
これエッセイだよね?小説じゃないよね?こんな赤裸々に書いていいの??フィクション?って読み手が不安になる、不穏さ。ピアスのシーン、ピアスの名前知らなかったから一つずつググって画像検索してひぇーってなっての繰り返し。蛇にピアスから進化し続けてる、怖いくらいに。これはわたしのこと?って思うくらいどこかがシンクロして、暴かないでって泣きそうになった。死にたい、自ら死を選ぶことはなくなったけど夫に殺してほしいって思うって気持ち、すごくわかってしまう。消えたいくらいに絶望するこの鬱々とした世界、なんなんだろうね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 金原 ひとみ
感想投稿日 : 2020年7月30日
読了日 : 2020年7月30日
本棚登録日 : 2020年3月27日

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