超整理法 続 時間編 (中公新書 1222)

著者 :
  • 中央公論新社 (1995年1月25日発売)
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日々効率的に仕事をするために心がけるべき点を教えてくれる。会議の目的については、大いに納得である。

備忘録:
・「TO-DO」ボードの作成(p38)

・不確実なことをさきにやる(重要度が同じ場合)(p61)

・中断せずに仕上げて拙速原則を適用(p63)(拙速原則:完璧状態の8割。そうしなければ本当に重要なことに全力を集中できない。仕事を始める場合にも、「とにかく着手する」。仕事の全過程において最も難しいのは、「始める」ということ。また、思わぬアイディア、対極を見誤らないように、不確実性への対処という意味でも「寝かす」ことが有効。

・合理的な時間配分。限界効用の高い対象に資源を振る。(p80)

・「時間がないから文書で連絡」≠時間節約のために口頭(p136)
うっかりミス、「いった・いわない」問題がなくなる。
文書の出来具合で能力が評価可。
書く過程でものごとを論理的に考えられる。

・会議の目的(p150)
審議、つまり利害関係の調整と決定。
ブレイン・ストーミング(文書では難しい)
報告事項については、事前に書類を配り、質問だけを会議で受けるようにしたらよい。「会議時間の大部分が資料説明で費やされる」のは愚の骨頂。

・押し出しファイリング(p170)
使った封筒は左端に入れる。
最小単位でまとめる(捨てるのも容易)
タイトルは日付さえ入っていれば良い。
メモにも応用。(時間順にメモ)(時間順の記憶は比較的確か。)

・「知りたいことを聞き出すこつはこちらの言うことに異議を唱えさせることだ。」(シャーロックホームズ)(p199)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事術・効率化・勉強法
感想投稿日 : 2011年1月9日
読了日 : 2010年12月14日
本棚登録日 : 2010年12月14日

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