10月に発足した防衛装備庁を軸に、日本の防衛装備をどのように扱っていくか有識者の意見を匿名対談形式で纏めた本。
紙幅の多くは武器輸出に関する内容で、報道等ではあまり出てこない現場の雰囲気をうかがい知ることができる。
防衛産業における各ステークホルダーが何を考えているのか、今後へのアイデアが詰まっており興味深い。
一方で対談形式で内容が整理されておらず、また概括のような章もないため、各トピックを噛み砕くには相応の前提知識を必要とする。
防衛装備庁自体がまだ発足したばかりのため、具体的な話があまり出てこないのも辛いところ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
軍事
- 感想投稿日 : 2016年2月5日
- 読了日 : 2016年2月5日
- 本棚登録日 : 2016年2月5日
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