白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2014年2月20日発売)
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本棚登録 : 18381
感想 : 1285
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既に映画化されているこの作品。
インターネットが無ければ夜も明けないような時代になった今。
ほんの小さな情報ひとつから犯罪者にされてしまうことって、この本の中だけではないのでは・・・?
それが事実ではなかったとしても、既に広がってしまった情報は手の付けられないものとなり・・・
架空のSNS「マロン」への書き込み内容が、巻末に載せられているなど、今までにないスタイルの本だと思いますが・・・
インタビュー形式の内容が映像なら面白いのかもしれないけれど、私はいまいち好みではなかったし、読後感もいまいち好きではなかった。

湊かなえさんは「イヤミスの女王」と呼ばれているらしい。
「イヤミス」とは「イヤや気持ちになるミステリー」、「読後感の悪いミステリー」のこと。
ならば、この本を読んで読後感がいまいちと思った私は、まんまと湊かなえさんの術中にはまってしまったということか・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 湊かなえ
感想投稿日 : 2014年5月30日
読了日 : 2014年4月26日
本棚登録日 : 2014年4月29日

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