前半、最上がどんどん冷静さを欠いていきついには殺人まで犯してしまうことに全く共感できずもどかしく離脱しそうになってた。
後半から、その罪が徐々に明らかになっていく流れは躍動感あってはまって読んだ。
この事件においては最上は間違いなく悪だし裁かれるべきだけど、なんとも釈然としないラスト・・
沖野にとっても最上にとっても、正義とは、守りたいものはなんだったのか・・
現実には、法律だけでは捌ききれない色んな感情がある・・
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- 感想投稿日 : 2017年7月9日
- 本棚登録日 : 2017年5月4日
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