派閥争いのキーマン、大町久美子の母の所在を巡り休職願いまで出してバリに赴く島耕作。その後を追う反対派の刺客たち。自らの進退を掛けて不本意ながらも敵対する(無理からさせられた)相手方苫米地派を退任させる為内部リークからハツシバの世間の評判を落とさせる為蠢動する。魑魅魍魎蠢く世界、本人はそこまで自覚していないが耕作は相当の修羅場を今まさに迎えようとしている。オレが彼耕作ならとっくの昔に左遷させられているだろう。ここからどうなるのか?もはや政争の様なあるいは戦国時代の命を賭した戦いの様相を呈している。自分はそう自覚しなくても権力を巡る争いに巻き込まれるのが大企業なのだろうか。とてもじゃないがオレはそんな世界で生きていかれそうもない、オレはこの漫画で擬似体験するだけで良い。第3のビール呑みながら。次も楽しも。
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- 感想投稿日 : 2019年4月11日
- 読了日 : 2019年4月11日
- 本棚登録日 : 2019年4月11日
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