現代2000年代から1862年にタイムスリップした医師南方仁 。その名前を勝麟太郎(のちの勝海舟)にも知られ付き合っていくうちに色々なところへ顔を出すようになる。その中で坂本龍馬とも知り合う。自分がまだこの世に存在していない治療法を使って医療を施し命を助けていくことで感謝もされるのだが当然訝しく思う人間もいる。龍馬は後者の方だった。ただ言っても信じてもらえないだろうとボケベルを見せて納得してもらおうとする。そのポケベルでさえもう今はない。たった20年足らずの商品だった訳だが龍馬には効果覿面だったようで一応の納得をしてくれたようだった。勝さんしかり頭が柔軟な人ほどそのまま存在そのものを受け入れてくれるのだろうか?面白がった方が大物っぽい感じはする。その歳大流行したコレラと闘う仁。そのうちに自分にもううつり生死を彷徨うことになるが咲が生還させてくれた。仁は一度現世に戻りかけたが、この世界(江戸時代)で生きていこうと決めたるのだった。
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- 感想投稿日 : 2019年7月17日
- 読了日 : 2019年7月17日
- 本棚登録日 : 2019年7月17日
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