抽象の力 (近代芸術の解析)

著者 :
  • 亜紀書房 (2018年11月23日発売)
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感想 : 13
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抽象芸術史とその解説、分析。美術作品、作家の思想に重点を置き岸田劉生や熊谷守一のような日本の作家を含む芸術に対する詳細かつ多角的な見方を展開している。唯、私が浅学のためか、やや理解できない箇所も散見された。美術、芸術思想、そして若干の自然科学あるいは社会学的素養が無ければ少々読みにくいと感じる。一方で最後の具体の批評は論理そのものとして完結しているので本論等に比してわかりやすく、展開として面白かったと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未読の小説等
感想投稿日 : 2021年8月3日
読了日 : 2021年8月3日
本棚登録日 : 2020年12月2日

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