織田信長の家臣が主人公の物語。
戦国時代、そして信長の家臣ということはいかに信長のためにその才能を使ったのかを掘り下げる内容なのかと思っていたけれど、いい意味で裏切られた。
古田左介という人物の視点で語られる、この時代の数々の美術品。戦国時代の美術品を扱った作品というのは、目の付け所が面白く、そしてこの時代の美術品の見方、感じ方がわかり、展示会に行きたくなる。3畳の茶室に全てを感じるというのを是非自分でも体験してみたくなった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月21日
- 読了日 : 2023年1月21日
- 本棚登録日 : 2023年1月21日
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