南北朝時代から室町時代初期までは、大半の人達に敬遠される時代なのだが、一番の理由はやはり、足利尊氏、直義兄弟という、それまで極めて仲が良かった二人が文字通りの「骨肉の争い」を起こしていまった観応の擾乱にある。
南北朝時代というが、実質的に南朝は観応の擾乱が起きるまでは楠木正成は無論のこと、新田義貞、北畠顕家ら名将達が次々と戦死して弱体化していた。
ところが、観応の擾乱という大乱のおかげで存続し、日本史屈指の混沌の時代が始まるわけだが、詳しくは本著を。
何故こうなってしまったのかが分かります。
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- 感想投稿日 : 2019年6月16日
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- 本棚登録日 : 2019年6月16日
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