シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と灰の狼 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年3月31日発売)
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本棚登録 : 414
感想 : 36
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銀砂糖妖精編2巻、通巻8巻。
狼と呼ばれている妖精商人の大本締めレジナルドと交渉することになったのだが、狼はとんでもない物を交渉の場に持ってきた。そのため、ダウニング伯爵までもが出てくる事態となり、国の災いの元を力で絶ちたいダウニング伯爵と、不満を力で押さえつけてもいずれ綻ぶと考える砂糖菓子職人チームでぶつかり合う。
いつもながらに、慣習に潜む差別を変えていくという大問題があっての物語展開で、話を楽しみながらも考えさせられます。キースが、実に誠実な恋を提案していて、登場したてのころ胡散臭さ~と思っていて、ごめんなさい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ラノベ
感想投稿日 : 2023年1月30日
読了日 : 2023年1月30日
本棚登録日 : 2023年1月30日

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