数学者の夏

著者 :
  • 講談社 (2020年9月9日発売)
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本棚登録 : 441
感想 : 32
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探偵チームKZのティーン向けシリーズ。主人公は上杉君。高校二年になり、大好で実力あった数学で自信をなくしかけ、逃げるように伊那谷の山間夏期合宿のようなツアーに参加した。そこで久しぶりに彩と再会!彩と上杉の中学時代の関係語られます。もしもし悩み相談室で黒木くんと小塚くん登場します。
数学や満州、日本における田舎の立ち位置など、KZあるあるの雑学小ネタがやや中ネタ語りになりながら話が進んで行きます。KZ大好きで難しい本も読めるようになってきたら、二人の関係にえ~っそうなの!と読めます。猥褻や盗撮等変態さんが出てくるので、中学校から(たいした描写ではない)。ソ連国境からの引き揚げで、もしかして踏み込んでくるか?と思ったけど、慰安系はなしです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書室 ティーン
感想投稿日 : 2023年5月18日
読了日 : 2023年5月17日
本棚登録日 : 2023年5月18日

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