おねショタに興味ないからと思ってて手を出さずにきたことを後悔…。無理めな設定の萌え恋愛だと勘違いしてました。聡子も真修もそれぞれに生育環境などで傷ついた部分を、ささやかな交流の中で相手の心遣いや、新しい視点を与えてくれることから少しずつ癒されていく様がぐっとくる。年齢差のある関係を描くのはとても難しそうだなあと思うし、聡子側はとても悩むけど、自然な感じで進んでいくのはとても丁寧な人物描写があってこそだなあとつくづく思う。「恋は雨上がりのように」は男女の年齢差反対だけど、同じような爽やかさを感じるし、店長よりは若い聡子の揺れに揺れる心情がじっくり描かれてるのも胸が締め付けられる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年7月24日
- 読了日 : 2022年7月24日
- 本棚登録日 : 2022年7月18日
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