一本の茎の上に (ちくま文庫 い 32-3)

著者 :
  • 筑摩書房 (2009年7月8日発売)
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本棚登録 : 140
感想 : 10
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詩同様、エッセイも、背筋がしゃんと伸びるような小気味よい文章だった。ご自分でも「漢文の影響を多分に受けてるんじゃないか」と言っておられたけど、頷けた。
晴れ晴れとした世界へのまなざしも好きだし、それを表した文章も好き。
茨木さんの作品ではないが、紹介されていた「祝婚歌」という詩もまた素晴らしいものだった。
知らなかったんだけど、すでに亡くなられていたということで、しかも自宅でいつの間にかという最期だったそうで、残念に思います。これからも読んでいきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・対談・自伝・評論
感想投稿日 : 2012年8月6日
読了日 : 2010年1月28日
本棚登録日 : 2012年8月6日

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