消えたえみるを追うタツヒコ。その過程で、タツヒコは過去とのケジメをつけなければならなかったが、きちんと目線がブレることなく落とし前をつけたタツヒコに成長が見られた。思考だけ先回りして怯えることなく、今この時点でやるべきことを見据えるタツヒコの姿は、この巻で見るべきものだ。
それと同時に明かされるえみるの本心、そして死んだ兄の存在。姉との関係を含め、えみるが何故今のようになったのか……は、次巻で。「明後日」に迫った卒業式が恐らくフィナーレの舞台になると予想するが、変に引き延ばすことなく大団円を迎えてほしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2012年6月6日
- 読了日 : 2012年6月6日
- 本棚登録日 : 2012年6月6日
みんなの感想をみる