コミックの方は読んでいたので、映画はどんな風に描かれているのかと思っていましたが、うまくまとめてあったと思います。石田くんが硝子に対して行なったいじめ(と、本人は思っていなかったけど)は、もっと執拗なんだけど、その部分と、そのいじめがきっかけで逆に石田くんがいじめられたり、のけ者にされる部分はあっさり。なので、他人の顔をきちんと見られないところが、分かりにくかったかな。登場人物の中で、川井さんが一番私は嫌いで、自分だけは安全な場所にいようとするところがホントに好きになれない。でも、集団の中にいるとき、人ってそうなるよね。青春って傷つきながら進んでいくんだということが、聴覚障害の硝子、ということを抜きにしても考えさせられる作品。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2018年11月10日
- 読了日 : 2018年11月10日
- 本棚登録日 : 2018年11月10日
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