1.この本を選んだ理由
青山美智子さんの『お探し物は図書館まで』を読んでから、他の作品も読みたいと思ってました。
図書館で予約した本が、数ヶ月してやっと入ってきたので、楽しみに読み始めました。
2.あらすじ
小さな喫茶店「マーブル・カフェ」から物語は始まる。
そこで一人の男性が雇われオーナーとして働き出す。
喫茶店のお客様から、一人ひとりの物語が展開して行き、最後にまた、『マーブルカフェ』に戻ってくる。
3.感想
いやー、いいね。というのが第一声。
とても、微笑ましい気持ちになります。
文庫本で読みましたが、ページ数も文字数も少ないので、サクッと読めてしまいます。
真摯な対応、誠実さのある対応は、きっと、誰かの役に立っていると感じさせてくれる。とてもよい作品でした。
全体的によかったですが、最後がよかったです。この最後の感じは、ほんとよかった。
ほんと、ココアって感じでした。ココアが飲みたくなる作品ベストワンかもしれないですね。
4.心に残ったこと
ここでも、『相手の身になるって、難しいわね…』というセリフ。クリティカルシンキングの授業で、痛感させられたばかりなので、余計にこの言葉がささる。
5.登場人物
(1)木曜日にはココアを
ワタル ココアさん
ココアさん マコ
メアリー
朝美
(2)きまじめな卵焼き
朝美
拓海
輝也
えな先生
(3)のびゆくわれら
えな先生
萌香
泰子先生
(4)聖者の直進
泰子先生
理沙
(5)めぐりあい
理沙
ひろゆき
美佐子
進一郎
(6)半世紀ロマンス
美佐子
進一郎
尋子
(7)カウントダウン
優
美佐子
(8)ラルフさんの一番良き日
ラルフ
シンディ
(9)帰ってきた魔女
シンディ
グレイス
(10)あなたに出会わなければ
アツコ
マーク
マスター
グレイス
(11)トリコロールの約束
メアリー
マコ
(12)恋文
マコ
- 感想投稿日 : 2022年6月16日
- 読了日 : 2022年6月16日
- 本棚登録日 : 2022年6月11日
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