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▼あらすじ
「3人でするのは抜けるーー。」
そう言って、芸能界に復帰した悟はTVドラマの役で話題を集め、俳優として成功し始めていた。しかし過去に複数の男たちに抱かれていたゴシップが雑誌に流され、悟は激しく動揺する。
そんな悟の元を訪れた豪は、泣きじゃくる悟を抱きしめて、優しく励ました…。はじめは凪を巡る恋敵でしかなかったはずなのに、豪はもうとっくに悟にも恋をしていた。恋心を煮込むように悟を抱く豪。しかしその後、悟は豪たちの元を去りーー!?
＊＊＊
ストーリーの完全度：普通
トーン：せつない
エロ度：普通
萌え度：普通
総合評価：★3.0
うーーん……申し訳ないんですが、巻を増すごとにストーリーの作り込みが雑になっていく印象でした。
最後、誰も欠ける事なく3人でハッピーエンドを迎えられたのは良かったんですけど、それまでの流れがちょっと無理があったかなぁ…と。
まず吃驚したのが2巻の終わり方と3巻の始まり方で雰囲気が全然違うこと。てっきりあの地獄の続きから始まるのかと思いきや急に時間が経過していて一瞬、混乱してしまいました。(何か読み飛ばしたかと…^^;)
あと、悟と豪達が良い感じの仲に戻ったかと思いきやまた前回と同じように自分から離れようとしていて流石に「そのパターンはもういいよ…」と思ってしまいましたね…。
悟にトラウマを植え付けたカメラマンは3巻でも悟達グループにちょっかいをかけてきますが、長く引っ張った割に幕引きは呆気なく、「あれでいいのか？」って感じの終わり方だったので個人的には不完全燃焼でした。社会的制裁とかあれば良かったんですけどね…。
3Pものにしては珍しく(？)最後は3人で仲良く暮らすエンドだったのでそこは良かったんですけど、それ以外は正直ストーリーの作り込みの甘さが気になってしまって気が散ってしまったというのが正直な感想です。
おそらくもう読み返す事はないかな…。まぁ、今回は好みに合わなかったという事で…。
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- 感想投稿日 : 2022年6月8日
- 読了日 : 2021年8月24日
- 本棚登録日 : 2018年7月5日
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