狼を狩る法則(上) (ディアプラス・コミックス)

制作 : J・L・ラングレー 
  • 新書館 (2021年5月1日発売)
4.22
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本棚登録 : 46
感想 : 3
4

▼あらすじ
人狼の獣医・チェイトンのもとに担ぎ込まれた美しい狼は、チェイトンの待ち焦がれた運命の相手、メイトだった。だがメイトは男で!?  北米発人気小説、待望のコミカライズ!!

***

ストーリーの完全度:高い
トーン:ほのぼの
エロ度:低い
萌え度:やや高い
総合評価:★4.0

原作は気になりつつも未読。大好きな麻々原絵里依先生のコミカライズだったので迷わず購入しました。
原作がM/M小説なので登場人物の掛け合いなどは海外ドラマそのもの。きっと原作の雰囲気をかなり忠実に再現してるのではないでしょうか(^^)

ですが、やっぱり原作未読だと世界観がイマイチよく分からないですね…。人狼が当たり前のように人間社会で生活しているんですが、そういった世界観について説明は一切なし。
人狼には人狼のコミュニティーやらしきたり?なんかもあるようですが、そういった詳しい説明もなく、当たり前のようにストーリーが進んで行くので途中「ん?」となる部分も。
原作未読組としてはもう少し説明が欲しかったですね。

ですが、それでも最後まで楽しく読めました。魅力的なシーンが沢山あって、中でもチェイトンとキートンが狼の姿になって狩りに出掛けるシーンは見た目といいモフモフ具合といい最高でした♡
あと、ピタ(仔犬)がめちゃくちゃ可愛い…!過去にも麻々原先生の描くワンコは何度か見て来ましたが、その中でもダントツの可愛さ…!読んでてめちゃくちゃ癒されました(*´д`*)♡

意外だったのはキートンが狼の中ではかなり強い方だということ。本来ならば群れを率いている立場だと知って驚きでした。(チェイトンも驚いてましたが笑)
そんなキートンに危害を加えようとする謎の人物が現れたり、キートンとチェイトンの関係をチェイトンの友人であるレミや実の母親が知ってしまったりと物語が本格的に動き出し始めたところで上巻は終了。
レミやチェイトンの母親はキートンの事をあまり良く思っていないみたいなので、この二人が下巻でどう動くのか非常に気になりますね。
それにキートンに危害を加えようとしている謎の人物の正体、その目的は一体何なのか。今のところ気になる事だらけなので続きを読むのが楽しみです♫

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 整理済み(漫画)
感想投稿日 : 2022年6月8日
読了日 : 2021年6月26日
本棚登録日 : 2021年6月17日

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