寛末の何が!何がそこまで!?松岡目を覚ませ!などと言いたくなる。でもそうそう覚めない(醒めない)のが恋ってものなんだろうなあ。しかし、この「どこにそこまで惚れられる要素があるのかよく分からないヘタレで自分勝手な攻め様」は、さすがの木原クオリティ。こういう、平凡なクズ男を書かせたら日本で右に出る者はおらんだろう、とか思うよね。それに対し、上巻と比べてどんどん健気で可愛くなっていく松岡に落涙。正直、寛末があんまりにもアレすぐるので、出来あがったからといっても微妙な気分だけど、松岡が幸せならいいか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年7月14日
- 読了日 : 2013年6月2日
- 本棚登録日 : 2013年6月2日
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