林芙美子巴里の恋: 巴里の小遣ひ帳 一九三二年の日記 夫への手紙 (中公文庫 は 54-2)
- 中央公論新社 (2004年11月1日発売)
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感想 : 3件
やられたー!!
この本は林芙美子の実際のパリ・ロンドン日記をピックアップしているのだが、昭和22年東峰書房からでた「巴里の日記」(持っているのだ、とんでもないボロボロ本だが)と内容が違う!かなり違う!金銭、移動などはあっているが、う~む、創作家林芙美子、また
「みすず書房と新潮社の『放浪記』は別物よー♪」
を私にかましてくれたわね!
東峰書房版はBookOffの1号店が出来たばかりのとき、「3冊百円のワゴン」に積んであったモノ。このとき昭和初期の日本陸軍教本「遊佐馬術」も手に入れているので、ラッキーと申せましょう。
冬のシベリア鉄道三等車珍道中や、1931年12月の巴里に着いた喜びと興奮の文章が省かれてしまっているのはちょっともったいないが。
それにしても芙美子ちゃん、またやってくれたわね~!
こうなったら高峯秀子主演のDVD「放浪記」を買おう。
芙美子…恐ろしい子!(by月影先生)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年12月21日
- 読了日 : 2011年1月9日
- 本棚登録日 : 2011年1月9日
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