郵便で次から次へと来る請求書の山。
あーもう、と気晴らしに出掛け、気に入ったお店のショーウインドウを見つけると、また、買うわ買うわブランド品や化粧品やリネン類。
すぐ使うものでもないのに、たまらなく欲しくなり憑かれたように。そしてなごむ。
ついに借り越し超過で銀行や、カード会社から追いかけられて。言い訳して。
買い物症候群のレベッカ。お仕事が金融情報誌の記者なのにオバカな彼女。
というと悲惨な話のようだが、ちっとも。
銀行に追いかけられてドキドキ、はらはら彼女はするんだけどそれが楽しいんだ。
あら不思議である。
恋あり、サクセスストーリ風あり、最後はTV出演までしてめでたしめでたしで、お気軽本。
でも、すさまじい買い物の様子がこと細かく描写されているのが、私には限りなく面白うござんした。
私も買い物、好きですもの。
アメリカの本かと思ったらイギリス発でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2004年
- 感想投稿日 : 2021年9月15日
- 読了日 : 2004年1月29日
- 本棚登録日 : 2021年9月15日
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