ダチョウは軽車両に該当します (文春文庫 に 19-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年6月7日発売)
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本棚登録 : 1022
感想 : 134
5

前作がとても面白かったので、迷わず選択(^ ^
いや〜、間違いない面白さ(^o^

前作で登場した動物園で働く面々が、
マラソン大会に出場する同僚の応援に行く。
と、マラソンコースを疾走する一羽のダチョウ(^ ^;

導入部分から度肝を抜かれ、そのまま最後まで一気読み。
今回も、愉快な仲間たちとわちゃわちゃしながらも、
起きる事件や展開はシリアスそのもの(^ ^;
主人公達は「命の危険」にさらされるし(^ ^;

謎多き獣医の鴇先生の過去も垣間見える。
いや、そんなもんじゃない、過去のしがらみが
今回の事件の遠因としてつながっていると言える。

前作に続き、主人公の「飄々さ」にごまかされがちだが、
起きている事件はかなり「パニック小説級」(^ ^;
そのためか、今作では動物園の外のシーンが多く、
飼育員の日常成分が少なめなのが、やや残念(^ ^;

でも、文句なく面白く読める一冊です(^o^

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2018年10月29日
読了日 : 2018年10月29日
本棚登録日 : 2018年10月29日

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