2019/10/19-2019/11/13
大学の研究費削減のニュースから、日本はすでに財政破綻していると言う話になって、読み始めた。
図書館にあった財政破綻の本としては最も冷静そうだと思ったし、実際そうだった。
正直、基本的には政策立案者のための本だと思った。財政破綻時になにが起こるのかよく分からなかった。しかし、政府がなぜあの政策をしているのかと言うのが分かる。この本の中で政策が提言されて、政府も少しは着手しているというパターンが多い。ただ、国民が財政に関心を持つ必要性が強調されている。
第三章以外は理解できた。第三章はすごく難しい。バランスシートの知識がないと無理。
景気が良くなると金利が上がり、財政破綻しやすくなるらしい。
テールリスクという言葉を知った。起きた時が怖いから、今消費を控えようと思わせるリスクのことだ。財政破綻のリスクで、日本の不況の4分の1ほどが説明できるという。平成以降に直面している、災害や失業のリスクを合わせたら、全部説明できないか?
あと「フリーランチは存在しない」というのが経済の鉄則だという。ゲームに課金しようかしら。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年11月13日
- 読了日 : 2019年11月13日
- 本棚登録日 : 2019年11月13日
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