私はよく人から「世の中を斜めに見過ぎじゃないか」と諭される。ナナメに見てるつもりは毛頭なくて、現実を直視したいという思いだけだった。確かに現実を直視するということは、とてもしんどいことだ。実は直視しているようで、もしかしたら世の中の現実を目で覆っていたのかもしれない。この本を読んで、何か得るものがあったとかそんなもんはなくて、ただただ目の前の現実を突きつけられ呆然とする。それだけがこの本の価値なんだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年1月9日
- 読了日 : 2018年12月4日
- 本棚登録日 : 2015年12月23日
みんなの感想をみる